2013年3月21日木曜日

生命力の強さが自慢

 このところの気温の乱高下、人間だけでなく草木も戸惑っていることだろう。例年と比べて、桜の開花が乱れているが、我が家の桜(大寒桜・・・たぶん)は、例年よりちょっとだけ遅く、数日前に満開になった。
 桜と言えば、「桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿」とか、昔からよく言われる。梅の木は、回復が早いし剪定して形を整えた方が良いが、桜の木は切り口から腐りやすいから切ってはいけない。という教えらしいが、我が家の桜は、枝が伸びすぎて困り果て、大胆にカットしてしまったのだが、その結果太い枝から小さな枝が出てきて密度が高くなり、見栄えは良くなった。


 木は、剪定されると驚いて身を護るために新しい枝を伸ばそうとするらしい。だから桜でも剪定して良いのだと聞いたことがある。人間だって周囲からいじめられると「なにくそ!」と成長するもんだ。私も随分といじめられた結果が、良かったのかもしれないな(笑) 生命力だけは強い。

2013年3月18日月曜日

今年が最後の、年に一度のお楽しみ

 私の唯一の趣味らしい趣味と言えるのが「陶芸」だ。毎週日曜日に1回、約3時間。ときどきサボって遊びに行ってしまうという具合で、あまり熱心ではないし、研究心も薄いのでちっとも上達はしないのだが、年数だけは重ねて来たので、たまに売れるような作品が出来たりする。
 3月は、毎年一度のお楽しみ「薪窯」がある。という訳で、先週末「窯詰め」作業があった。その大事な窯詰め作業を、師匠から任せられているので責任重大なのだが、作品を壊すこともなく、棚を倒すこともなく、作品を詰め残すこともなく無事任務完了。自分で言うのもなんだが、うまくなったもんだ。



70代半ばの師匠が「俺も歳だから、薪窯は来年はやらない」と「これが最後宣言」。仕方がないが残念だ。20日から焼成スタート。最後を飾るにふさわしい作品が出来ますように・・・

2013年3月14日木曜日

今日もまた飲んでいる

 春は別れと出逢いの季節だ。今年も、今まで一緒に働いてきた何人かが会社を去り、ほぼ同じ人数の新しい仲間が加わる。会社は売上や利益を上げ続けることが責務だが、仲間と一緒に楽しく働けるところであることが何よりも重要だと思っている。少しずつでも良い仲間が増えていく会社にしたいものだ。
 最近、ちょっと反省しているのは仲間たちとのコミュニケーション不足であるということ。相手のことをわかっているつもりでも全然分かっていなかったと気づくことが良くある。そんな訳で、コミュニケーション不足を解消するために、今日もまた、飲んでいる(なんかいい訳っぽい・・・)。

今日は、大将お薦めの「TALISKER(タリスカー)」スコットランド・スカイ島唯一の蒸留所ということだ。スモーキーかつ強い潮の香味・・・やっぱり「ノミニケーション」が一番効果的だ。

2013年3月12日火曜日

角川グループの物流拠点見学

 だいぶ前のことだが、自宅に薪ストーブを設置しようとしている友人に頼まれて、ネットショップで「薪割機」を購入したことがある。そこらのホームセンターにいっても「薪割機」などは売っていないが、ネットショップならほとんどの物が揃っている。PCで買い物ボタンをポチっと押してから約2週間で「薪割機」が届いた。まったく便利な世の中になったもんだと、改めて思う。
 私自身、欲しい本、DVDやCDは、リアル書店で探してもなかなか見つからないので、ネットで購入することが多くなってきた。リアル店舗を経営している人は大変だろう。それでも、リアル店舗でなければ楽しめない買い物もあるから、要は店の作り方、品揃えの仕方、店に足を運ばせる工夫だろう。リアル店舗運営は難しいだろうが、チャレンジしてみたいビジネスのひとつだ・・・


 先日、角川グループの書籍・雑誌の物流を一手に引き受けているグループ会社を見学する機会があった。日頃は目立たないが、グループ全体を陰で支える重要な会社だ。どんなにネット社会が進んで、流通がショートカットされても、物流は必要不可欠だ。今後、ますます物流拠点の重要性は増すだろう。

 

2013年3月4日月曜日

出版業界の先行きを按ずる

 毎日、電車通勤あるいは電車での移動を行っているのだが、以前から気になっていることがあって車内を観察している。そして、つくづく時代が変わって来ているのだなと思う。それは、車内でコミック誌を読んでいる人が激減しているということだ。ほとんどの人がスマホを弄っている。だから、読み捨てられた雑誌を拾って商売にしている、いわゆる「あさりちゃん」の姿も、ほとんど見なくなってしまった。そう言えば新聞を読んでいる人も激減しているので、出版業界だけでなく、新聞業界の厳しさも、車内の状況をみていると確かにその通りだと実感せざるを得ない。
 電子書籍の普及に拍車がかかるのだろうか?印刷屋さんや書店どうなるのだろうか?新聞配達の人たちは?そんなことを気にしながら、私は、まだタブレットは未購入。相変わらず文庫で小説・・・である。


 出版業界の行く末を按じながら、今日もまた飲んでいる。将来の不安をよそに、安い居酒屋は毎日盛況だ。左から「ブナハーブン」「ラガブーリン」「タリスカー」。大将が、私に飲めと勝手に仕入れてくれたようだ。商売上手である。