2013年3月4日月曜日

出版業界の先行きを按ずる

 毎日、電車通勤あるいは電車での移動を行っているのだが、以前から気になっていることがあって車内を観察している。そして、つくづく時代が変わって来ているのだなと思う。それは、車内でコミック誌を読んでいる人が激減しているということだ。ほとんどの人がスマホを弄っている。だから、読み捨てられた雑誌を拾って商売にしている、いわゆる「あさりちゃん」の姿も、ほとんど見なくなってしまった。そう言えば新聞を読んでいる人も激減しているので、出版業界だけでなく、新聞業界の厳しさも、車内の状況をみていると確かにその通りだと実感せざるを得ない。
 電子書籍の普及に拍車がかかるのだろうか?印刷屋さんや書店どうなるのだろうか?新聞配達の人たちは?そんなことを気にしながら、私は、まだタブレットは未購入。相変わらず文庫で小説・・・である。


 出版業界の行く末を按じながら、今日もまた飲んでいる。将来の不安をよそに、安い居酒屋は毎日盛況だ。左から「ブナハーブン」「ラガブーリン」「タリスカー」。大将が、私に飲めと勝手に仕入れてくれたようだ。商売上手である。