2013年2月20日水曜日

新高円寺・純喫茶セーヌでランチ

 「興味のあること」「面白そうなこと」それをやるのが人間のエネルギーの源なんだろなと思う。「やりたいけど面倒だからやらない」という気持ちが勝ってしまったとき、人生は惰性になりつまらなくなる。
 若いころは努力なんてしなくても「面白そうなこと」が、次々と目の前に現れ、あまり深く考えもせず、それに参加していた気がするのだが、この頃は、努力しないと「面白そうなこと」が目の前を、どんどん通過して行ってしまう気がする。
 そんなわけで、ささやかな努力。最近、気になって行きたくて仕方なかった新高円寺の純喫茶・セーヌへ出向き、当時、毎日のように食べたランチのカレーを食べてきた。一人では寂しいので、たぶん同じ想いだろう同窓の友人(デザイン会社顧問)を誘ってみたら、ありがたいことに付き合ってくれた。
 当時の経営者、元美人姉妹の妹さんが、40年経った今でも、相変わらず切り盛りしていたので驚いた。いったい彼女は何歳なのだろう?


 店内は、当時よりきれいで明るい。友人と「客層は高年齢だね」と話した後「あっ、俺たちもその仲間か」と笑いあう。40年ぶりに食べたカレーの味が「当時のままだ」と思えたのは、錯覚なのかそれともその通りなのか?